ヘルソン州の住民、爆発音を報告 ドネツィク州で住民2名死亡=各州軍行政府報告
15日8時時点の各州軍行政府の情報をもとにした報告書に書かれている。
ルハンシク州(東部):シェヴェロドネツィクで敵襲撃が継続。シェヴェロドネツィクでは、化学工場「アゾト」を狙った攻撃が再びあった。近隣の集合住宅が破壊されている。リシチャンシクでは、ロシア軍が旧「ドンソーダ」工場付近の建物を砲撃。ガラス工場敷地も砲撃あり。リシチャンシクでは、14日に少なくとも8軒の建物が損傷。ヒルシケでは14軒損傷。ビーラ・ホラー、ウスティニウカ、メチョリキネへ空爆あり。過去24時間で8名の住民が負傷。
ドネツィク州(東部):敵攻撃が続く。アウジーウカ、ドブロピッリャ、オチェレティネ2、ベルディチ、ニュー・ヨルク、ジェランネ、ヴィリウカへ砲撃あり。住民2名死亡、3名負傷。
ヘルソン州(南部):14日を通じて住民が爆発・砲撃を報告していた。ベルスラウ地区とカホウカ地区の複数自治体が危機的状況にある。インフレツ川川岸、橋、平野への地雷設置が再び確認されている。ロシア占領政権は、ヘルソン国立大学の校舎を占拠。
ミコライウ州(南部):ロシア軍はレペティハ、ベレズネフヴァテ、シェウチェンコヴェ、ルハレヴェ、プリブジャニウを砲撃。
ドニプロペトロウシク州(南部):ロシア軍はアポストロヴェ共同体の住宅街を多連装ロケットシステム「ウラガン」で砲撃。最新情報では住民が4名死亡、1名負傷。ノヴォモスコクシク地区にて、ミサイル攻撃が2回確認。インフラ施設と建物が破壊。現時点では犠牲者なし。
ハルキウ州(東部):ハルキウ市は夜間空襲警報と単発の砲撃あり。犠牲者なし。夜間、ロシア軍はチュフイウ地区、とりわけチュカロウシケ共同体を砲撃、住宅と商業施設が炎上。最新情報では犠牲者なし。過去24時間で州内全体で住民6名が砲撃で負傷。
その他の州は相対的に平穏だった。