ロシア軍のドネツィク州への砲撃数増加=各州報告

ロシア軍のドネツィク州への砲撃数増加=各州報告

ウクルインフォルム
ロシア軍は、ウクライナ東部ドネツィク州の前線ライン全域にて砲撃数を増やしており、過去24時間で28の自治体が砲撃被害を受けた。

19日8時時点の各州軍行政府の情報をもとにした報告書に書かれている。

ドネツィク州(東部):計58の建物が損傷。集合住宅、民間家屋、産業施設、トラム停車場、工場、文化会館3軒、医療施設、学校2校、店、洗車場に被害。民間人1名死亡、11名負傷。州全体でガス供給が停止、部分的に水と電気も停止。住民避難が継続。

ルハンシク州(東部):シェヴェロドネツィクにて敵は一日中無人機で偵察を実施し、砲撃調整を行っている。橋の近くの地区でまたも強力な砲撃があった。ロシア軍は2回、シェヴェロドネツィクの化学工場「アゾト」を攻撃。リシチャンシク、メチョルキネメチョルキネ、ボリウシケ、ビラ・ホラ、ウスティニウカ、ミコライウカ、ビロホリウカも砲撃あり。ビラ・ホラ、ミルナ・ドリナ近くで空爆、ヴェルフニョカムヤンカでミサイル攻撃あり。民間人2名死亡。

スーミ州(北部):19日7時頃、ロシア領から迫撃砲でセレディナ=ブダの住宅街への砲撃を開始。民間家屋、商業施設が損傷。火災発生。犠牲者、被害の情報確認中。

ドニプロペトロウシク州(南部):夜、3発の敵のミサイルがノヴォモスコウシク地区の貯油施設を破壊。11名が負傷、内1名が重体。消火が続く。

ハルキウ州(東部):ハルキウ市では23時頃、ロシア軍の砲弾がインドゥトリアリニー地区のインフラ施設に複数着弾。犠牲者なし。昨日敵のミサイルにてイジューム地区ガス処理プラントを攻撃。大規模火災は鎮火された。犠牲者なし。イジューム地区では、民間人4名負傷、1名死亡。

ミコライウ州(南部):ミコライウ市は昨日、敵のミサイルで2回攻撃を受けた。日中は、産業インフラがミサイル2発で攻撃された。夜、ヘルソン州側から5発のミサイルで攻撃された。(ウクライナ軍)作戦司令部「ピウデン(南)」の情報では、ミサイル1発は撃墜できたが、2発は産業施設に着弾、1発は民間家屋に着弾、1発は製造インフラに着弾した。最新情報では、犠牲者なし、破壊規模は確認中。バシュタン地区、ミコライウ地区(2名死亡)、ザシッリャ(1名重傷)、パルティネで砲撃あり。

ヘルソン州(南部):全域で戦闘継続。ロシア軍は自らが制圧する土地も解放された自治体もめちゃくちゃに砲撃している。また、ベリスラウ地区とヘルソン地区から隣接自治体への砲撃も行われている。

その他の州は相対的に平穏だった。


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