ロシア軍はシェヴェロドネツィク襲撃に全予備兵力を投入=ルハンシク州軍行政府長官
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ウクルインフォルム
ウクライナ東部ルハンシク州のハイダイ州軍行政府長官は23日、ロシア軍が全予備兵力をシェヴェロドネツィクとゾロテー〜トシキウカ方面への襲撃に投入したと発言した。
ハイダイ長官がテレグラム・チャンネルにて伝えた。
ハイダイ氏は、「状況は極めて困難だ。ロシア軍は、あらゆる予備をかき集め、それら全てをシェヴェロドネツィクとゾロテー〜トシキウカ方面への襲撃に投入した」と発言した。
また同氏は、ゾロテーは2月24日以降からの防衛しているのではなく、2014年から防衛しているラインだと喚起した。
その他、リシチャンシクでは、住民の「静かな」避難が行われており、同市への人道支援の配送も毎日行われていると指摘した。また同氏は、ルハンシク州とドネツィク州を結ぶ、リシチャンシク〜バフムート幹線は通れなくなっており、別のルートが使われていると発言した。
その上で同氏は、「トップによる発表されていたロシア連邦の戦果なるものは、同軍は一切実現できていない。そのため、少なくとも何かしらの勝利を達成せんがために、あらゆる努力をルハンシク州に集中させているのだ」と発言した。
さらにハイダイ氏は、ロシア軍が6月22日にルハンシク州の自治体を2つ、ロスクチウカとライ=オレクサンドリウカを制圧したと報告した。
同時に同氏は、シェヴェロドネツィクとシロティネではロシア軍を抑えているが、敵はシェヴェロドネツィクの産業を破壊し尽くしていると報告した。また、リシチャンシクも22日を通じて複数回砲撃が行われたと伝えた。 また過去24時間を通じて、3名の民間人が負傷(クラマトルシクとパウロフラードの病院へ搬送)したと報告された。