ロシア軍、ヘルソン市近くで舟橋設置を継続
ウクルインフォルム
ウクライナ南部を占領するロシア軍は、南部ヘルソン市近くにて、ウクライナ軍の攻撃を受けたアントニウシキー橋の近くに舟橋(ポンツーン)の設置を進めている。
28日、ラジオ・リバティが報じた。
報道では、8月27日にプラネット・ラボが撮影した衛星写真から、ロシア軍が損傷したアントニウシキー橋の近くに舟橋を設置していることがわかると解説されている。長さは、620メートル以上だという。
これに先立ち、8月23日には、英国軍事インテリジェンスが、ロシア軍は損傷したアントニウシキー橋の代わりに舟橋を設置しようとしていると伝えていた。
その際英国当局は、ロシア軍と地元住民は最近船でドニプロ川を渡っているが、ロシアがこの舟橋を設置できた場合、船でよりも渡河能力は高くなるだろうと指摘している。
同時に英国は、船橋はおそらく、いずれにせよウクライナの反攻に対して脆弱となるであろうとも予想している。