ウクライナ南部クリヴィー・リフのダム修理へ 浸水被害は除去=大統領府
ウクルインフォルム
17日、ウクライナ大統領府は、南部クリヴィー・リフでロシアのミサイル攻撃により112軒の建物で生じた浸水被害は解決されたと発表した。また、破壊されたダムの修理は近々完了するという。
ティモシェンコ大統領府副長官がテレグラム・チャンネルにて伝えた。
ティモシェンコ氏は、「全ての地点で水位は、危機的指数は超えていない。水位の低下は全域で観察されている。私が以前書いた建物の浸水は解決された」と書き込んだ。
また同氏は、ロシアのミサイルで破壊されたダムの修理は続いているが、それはもう住民の安全に影響を及ぼさないとし、修理自体もまもなく終了すると伝えた。
これに先立ち、14日17時頃、ロシア軍は、クリヴィー・リフと近郊を巡航ミサイルKh-101で攻撃。この大規模な攻撃により、重要インフラ、交通インフラが破壊され、とりわけダムに深刻な損傷が生じていた。
これにより、インフレ川の水により一部の地域で建物の浸水が発生し、一部住民が避難をしていた。
15日、ロシア軍は、再びクリヴィー・リフをミサイルで攻撃している。