19日のロシア軍攻撃によるウクライナ民間人死者数7名=各地情勢
20日、ティモシェンコ大統領府副長官がテレグラム・チャンネルにて伝えた。
ティモシェンコ氏は、19日に死亡したのは7名、負傷したのは15名だと発表した。
また、発表された地域別の死傷者数は以下のとおり。
ドニプロペトロウシク州(南部):負傷者1名
ドネツィク州(東部):死者1名、負傷者12名
ザポリッジャ州(南部):死者1名、負傷者2名
ハルキウ州(東部):死者1名
ヘルソン州(南部):死者4名
また、20日8時時点の各地軍行政府の情報をもとにした報告書の概要は以下のとおり。
チェルニヒウ州(北部):ノウホロド=シヴェルシキー地区、コリュキウカ地区に砲撃あり。
スーミ州(北部):ズノブ=ノウホロド共同体(砲弾33弾)、スラウホロド(15弾)に砲撃あり。
ドニプロペトロウシク州(南部):ニコポリ地区のニコポリ共同体、チェルヴォノフリホリウカ共同体、マルハネツ共同体に砲撃あり。犠牲者なし。
ハルキウ州(南部):ハルキウ地区、クプヤンシク地区、デルハチ地区、イジューム地区の国境付近の自治体に砲撃あり。クプヤンシク地区で民間人2名死亡、3名負傷。デルハチ共同体で、地雷により民間人2名負傷。地雷の危険が引き続き非常に高い。
ルハンシク州(東部):ウクライナ軍、敵の16の対象物を攻撃。スヴァトヴェの敵の兵員集合地攻撃により、その70%を殲滅。対敵協力を行っている住民がロシアへと逃亡しようとしているとの情報あり。
ドネツィク州(東部):バフムート(集合住宅)、トレツィク周辺、シヴェルシクへの攻撃あり。州全体にてガス供給がなく、水と電気も部分的に停止。
バフムートの砲撃被害 動画:キリレンコ・ドネツィク州軍行政府長官(テレグラム)
ミコライウ州(南部):オチャキウ海上、シローケ共同体、ベレズネフヴァテ共同体、バシュタンカ共同体への攻撃あり。
ヘルソン州(南部):情勢は引き続き極めて緊迫。住民拉致や略奪の情報が常に入ってくる。敵は衝突ライン全域で攻撃実施。18以上の自治体に被害。死傷者あり。