キーウ中心部などウクライナ各地で爆発報告 ゼレンシキー大統領「私たちのことを地表から消し去ろうとしている」
動画
ウクルインフォルム
10日朝、ウクライナ首都キーウのシェウチェンキウシキー地区とソロムヤンシキー地区で爆発音が複数回聞かれた。
クリチコ・キーウ市長がテレグラム・チャンネルにて伝えた。
クリチコ市長は、「首都のシェウチェンキウシキー地区で複数回の爆発だ。全ての当局が現場に向かっている。詳細は後ほど報告する」と書き込んだ。
その後クリチコ市長は、ミサイル攻撃は、キーウ市のシェウチェンキウシキー地区とソロムヤンシキー地区の対象物を破壊したと伝えた。市長は、市民に対して、空襲警報が鳴っている間はシェルターに入っていてくれと呼びかけ、また同氏近隣の住民には、今日はキーウへは入らない方が良いと忠告した。
キーウ中心部は現在封鎖され、救助隊が活動しているとのこと。
また、同日は、未明から朝にかけて、その他ウクライナ各地で爆発が報告されている。
加えてゼレンシキー宇大統領は、テレグラム・チャンネルにて、「全面的戦争229日目。229日目、やつらは私たちを殲滅し、地表から消し去ろうとしている。完全に。ザポリッジャの家で眠っている人々を殲滅しようとしている。ドニプロやキーウで仕事に向かっている人を殺そうとしている」と書き込んだ。
さらにゼレンシキー氏は、「空襲警報はウクライナ全土で鳴り止まない。ミサイルが着弾している。残念ながら、死傷者が出ている。シェルターを去らないよう強くお願いする。自分と、近親者を守ってくれ。耐え抜こう、強くなろう」と書き込んだ。