ウクライナへの大規模ミサイル攻撃は露で新たに任命されたスロヴィキン総司令官のやり口=宇国防省情報総局

ウクライナへの大規模ミサイル攻撃は露で新たに任命されたスロヴィキン総司令官のやり口=宇国防省情報総局

ウクルインフォルム
ウクライナ国防省情報総局所属のユソウ氏は、10日のウクライナの重要インフラへのミサイル攻撃は、ロシアで8日にウクライナの軍事作戦の総司令官に任命されたセルゲイ・スロヴィキン航空宇宙軍総司令官の仕事のスタイルだと指摘した。

ユソウ氏がテレビ番組出演時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ユソウ氏は、ロシア占領軍の総司令官に最近任命されたセルゲイ・スロヴィキンは、航空部門に所属したことがないままにロシアの航空宇宙軍を率いていること、以前はシリアのロシア航空群の指揮をとっていたことで知られる人物だと指摘した。

またユソウ氏は、「これが彼のやり口、ウクライナにおける占領軍新『ガウライター(大管区指導者)』のインフラ、とりわけ民間インフラ施設へとミサイルを投げ込むスタイルだ。彼は、飛行機が飛んでいて、飛行機からミサイルを発射できることは知っている。プーチンの新しい任命が、ロシアで何らかの意味があること、何らかの迅速な結果を示すために、それ(ミサイル攻撃)は行われたのだ」と発言した。

同時に同氏は、そのような攻撃は戦略的にはロシアにとって何の変化ももたらさないとし、ロシアは負けるのであり、ウクライナ領は解放されるのだと指摘した。他方で同氏は、「しかし、これは、ウクライナが単に侵略者と戦っているというのではなく、テロ国家と戦っていることについての全世界に対するもう一つの証明である。単にテロ支援国家ではなく、テロを行っている国、軍との戦いだ」と強調した。

同氏はまた、ロシアのミサイル攻撃により重要インフラや、キーウにある外交代表部のような民間施設もダメージを負ったと指摘し、「それはテロ行為である。ウクライナと世界は、このテロ国家を打倒するために団結せねばならない」と発言した。

10日、ロシア軍はウクライナ各地に大規模なミサイル攻撃を行った。キーウ、フメリニツィキー、リヴィウ、ジトーミル、ドニプロ、ハルキウ、クリヴィー・リフなどの自治体が攻撃を受けており、インフラ施設が破壊された他、民間人に犠牲者が出ている。


Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

トピック

ウクルインフォルム

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用に際しては、検索システムに対してオープンであり、ukrinform.jpの第一段落より上部へのハイパーリンクが義務付けてられています。また、外国報道機関の記事の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びその外国報道機関のウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。「宣伝」のマークあるいは免責事項のある記事については、該当記事は1996年7月3日付第270/96-BPウクライナ法「宣伝」法第9条3項及び2023年3月31日付第2849ー9ウクライナ法「メディア」の該当部分に従った上で、合意/会計を根拠に掲載されています。

© 2015-2024 Ukrinform. All rights reserved.

Website design Studio Laconica

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-