ロシア軍はウクライナ3地域で電力インフラ等攻撃=シュミハリ宇首相
ウクルインフォルム
ウクライナのシュミハリ首相は17日、ロシア軍は中部キーウ市、南部ドニプロペトロウシク州、北部スーミ州で電力インフラや集合住宅を攻撃したと発表した。
シュミハリ首相がテレグラム・チャンネルで報告した。
シュミハリ氏は、「今のところ当局全てが砲撃被害の除去と電力供給復旧のために作業している。一つ一つの地域が危機対応計画を有している。私たちは、ウクライナ国民に対して、電力システム安定のために、同様に団結して、自覚的に節電に向かうよう要請する。特にピークの時間帯だ」と伝えた。
同氏はまた、17日朝、ロシア軍が3州にて電力インフラを再び攻撃したと書き込んだ。同氏はまた、キーウ市へは無人機での攻撃が5回あり、電力施設と集合住宅が損傷したとし、さらにドニプロペトロウシク州とスーミ州では重要インフラへのミサイル攻撃が行われ、数百の自治体で停電が発生したと伝えた。
ウクライナの国営電力会社「ウクルエネルホ」もまた、テレグラム・チャンネルにて、敵のテロ攻撃により、中部と南部のエネルギー・インフラ施設が損傷したと報告した。
同社は、修理班が作業していると報告しつつ、緊急停電計画を適用する可能性を排除しないと伝え、全国の国民に対して節電を呼びかけた。
これに先立ち、17日朝、キーウ市中心部のシェウチェンキウシキー地区へとロシア軍の自爆型無人機が飛来し、居住用建物への着弾が報告されていた。