ロシアの核兵器使用の決定は戦況に左右されない=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は、ロシア連邦による核兵器使用の決定は戦況に左右されるものではないと発言した。
ゼレンシキー大統領がイタリアのコリエーレ・デラ・セラ紙へのインタビュー時に発言した。
ゼレンシキー氏は、「ロシアは、核兵器を使うと決めたら使うのだ。ロシアが使うことを決めないのであれば、使わないし、それは西側世界の圧力にかかっている。それ(使うかどうか)は、戦場で何が起こっているかには左右されない。私たちはしばしば、戦場で成功したら、ロシアが核兵器を使うかもしれないなどと考える。であれば、私たちは自分たちの大地を巡って戦ってはいけないというのか? その論理だと、私たちは降伏せねばならない。なぜなら、(降伏しなければ)彼らが核兵器を使うことになるからだ。正直なところ、私たちには、そのような論理に従って生きていく準備はない」と発言した。
写真:大統領府