ロシア軍、ウクライナ8州への攻撃を継続
22日9時時点の各地の軍行政府の情報をもとにした報告書に書かれている。
スーミ州(北部):22日未明、ロシア軍は、ズノブ=ノウホロツィケ共同体、エスマン共同体を砲撃。民家を破壊。21日、敵意は、フルヒウカ共同体、セレディノ=ブダ共同体、ホチン共同体、ズノブ=ノウホロツィケ共同体を砲撃。犠牲者なし。
写真:ジヴィツィキー・スーミ州軍行政府長官
チェルニヒウ州(北部):22日未明、敵は、ノウホロド=シヴェルシク地区を砲撃。
ザポリッジャ州(南部):ロシア軍は、ドロジュニャンカ、チェルヴォネ、マリニウカ、ノヴォダニリウカ、オリヒウ、カムヤンシケ、プリモルシケ、ステプノヒルシク、ノヴォトロイツィケ、ザリズニチュネ、マラ・トクマチュカ、シチェルバキ、ポルタウカ、ノヴォアンドリーウカ、プレオブラジェンカ、オリヒウシケ、コミシュヴァハ、フリャイポレ、カムヤンシケの民間インフラを砲撃。住宅とインフラ施設の破壊につき58の通報あり。
(編集注:この他、スタルフ・ザポリッジャ州軍行政府長官は、11時21分の報告で、オリヒウへのロシア軍の砲撃が人道支援集積所に直撃し、従事者1名が死亡、2名が負傷したと報告した。)
ドニプロペトロウシク州(南部):ロシア軍は、ニコポリ地区マルハネツ共同体の複数の村を多連装ロケットシステム「グラート」や重火器で再び砲撃。犠牲者なし。
マルハネツの砲弾着弾の様子 動画:イェウトゥシェンコ・ニコポリ地区軍行政府長官(テレグラム)
ハルキウ州(東部):ロシア軍は、榴弾砲と多連装ロケットシステムで前線に近い自治体を砲撃。21日夜は、ヴォウチャンシクが砲撃され、住宅地に着弾確認。3名負傷。また、21日にはチュフイウへのミサイル攻撃あり。2階建ての家と自動車数台が損傷。犠牲者なし。
写真:シニェフボウ・ハルキウ州軍行政府長官
ルハンシク州(東部):21日、ウクライナ軍は、ステリマヒウカ近郊のロシア軍の進軍を撃退。クプヤンシク方面とリマン方面では、敵は防衛を行いながら、戦車、迫撃砲、榴弾砲で砲撃。ノヴォセリウカ、ステリマヒウカ、プロシチャンカ、マキーウカが砲撃を受けた。
ドネツィク州(東部):22日未明、ロシア軍は、クラマトルシクの産業地区をミサイル攻撃。犠牲者なし。未明、パラスコヴィーウカ、バフムーツィケ、ヤコウリウカ、ロズドロウカが単発の砲撃を受けた。スヴィトロダルシク共同体、特にマヨルシク周辺の情勢は緊迫している。同共同体の全ての自治体で通信断絶。22日未明、トロイツィケ周辺とマルインカ共同体への砲撃あり。22日朝からアウジーウカ、オチェレティネ共同体自治体への砲撃あり。過去24時間で、ドネツィク州では民間人が4名死亡、6名負傷。
写真:キリレンコ・ドネツィク州軍行政府長官
ヘルソン州(南部):参謀本部情報では、敵は、ドニプロ革右岸への攻撃を継続。オソコリウカ、ハウリリウカ、ミロヴェ、シリャホヴェ、ヴェセーレ、ヴィスンツィ、ヴェレテンシケ、スタニスラウ、ヘルソンが砲撃された。ヘルソンへの砲撃により4名が病院へ搬送された。搬送中に1名が死亡。ヘルソン市内ドニプロウシキー地区では、アパートへの砲撃確認、負傷者あり。アントニウカ村への砲撃により女性1名が負傷し、病院へ搬送。州には人道支援が運び込まれている。携帯電話の通信の復旧作業が行われている。
その他の地域は相対的に平穏だった。