ロシア軍、ウクライナの8州を攻撃=各地被害

ロシア軍、ウクライナの8州を攻撃=各地被害

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ウクルインフォルム
ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア連邦は、27日から28日朝にかけて、ウクライナ8州を攻撃した。

28日9時時点の各地軍行政府の報告書に書かれている。ウクルインフォルムが伝える。

スーミ州(北部):27日、エスマン共同体の村を砲撃。また国境付近の地域を榴弾砲で砲撃。破壊なし。

チェルニヒウ州(北部):ロシア軍は、ノウホロド=シヴェルシキー地区を迫撃砲で砲撃。犠牲者・破壊なし。

ザポリッジャ州(南部):27日、ロシア軍は、ザリズニチュネ、ドロジュニャンカ、フリャイポレ、マリ・シチェルバキ、オリヒウシケ、マラ・トクマチュカ、チェルヴォネ、チャリウネ、ビロヒルヤの民間インフラを砲撃。住民のアパート破壊とインフラ施設破壊に関する18の通報があった。

ドニプロペトロウシク州(南部):ニコポリ地区への敵の砲撃継続。ロシア軍は、多連装ロケットシステム「グラート」と重火器にてチャルヴォノフリホリウカ共同体、マルハネツ共同体、ポクロウシカ共同体を砲撃。犠牲者なし。

ハルキウ州(東部):ロシア軍は、クプヤンシク地区、チュフイウ地区、ハルキウ地区を砲撃。クプヤンシク地区にて民間家屋、教育施設への着弾あり。0時ごろ、ベズミャテュネ村にS-300のミサイル攻撃があり、爆風にて学校が損傷。犠牲者なし。地雷の危険は引き続き高い。27日、男性住民2名(56歳、62歳)が弾薬の爆発で負傷。病院へ搬送された。

ルハンシク州(東部):リマン方面にて、敵がマキーウカ、ネウシケ、ビロホリウカを砲撃。被占領下スタロビリシク地区では、敵は家宅捜索、逮捕、好きなものの押収を強化。地元住民は、電気機器、発電所、携帯電話、現金、貴金属を奪われている。

ドネツィク州(東部):28日未明、オチェレティネ共同体、アウジーウカ共同体、マルインカ共同体への砲撃あり。バフムート近郊とトレツィク近郊は複雑な状況が続いている。恒常的な火砲砲撃。敵は、クルデュミウカとクリシチウカ方面への進軍に努力を集中させている。敵の攻撃で、州内は部分的に水と電気の供給停止。住民が2名死亡、4名負傷。

写真:ドネツィク州警察
写真:ドネツィク州警察

ミコライウ州(南部):オチャキウ共同体海上への攻撃。また、クツルブ共同体沿岸ラインへの砲撃あり。犠牲者なし。

ヘルソン州(南部):28日時点で、ヘルソン市で17%の住民への電力供給が復旧されている。

その他の州は相対的に平穏だった。


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