国連代表団、露占領から解放された宇南部ヘルソンを訪問
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ウクルインフォルム
28日、ロシアの占領から解放されたウクライナ南部ヘルソンを国連代表団が訪問した。
代表団には、ブラウン・ウクライナ常駐国連システム調整官とヒルディング人道問題調整局事務所所長が参加している。ヤヌシェヴィチ・ヘルソン州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで伝えた。
ヤヌシェヴィチ氏は、「国連が国際パートナーや機関と協力して、私たちの州に6回の人道車列を送ってくれた。支援はすでに、ヘルソン州のノヴォヴォロンツォウカ共同体、ヴィソコピッリャ共同体、ヴェリカ・オレクサンドリウカ共同体、ノヴァ・オレクサンドリウカ共同体が受け取り、2つの車列は解放されたヘルソン市へと到着した」と書き込んだ。
同氏はまた、国連機関代表者たちはヘルソン州の住民を恒常的かつ完全かつ包括的に人道面でサポートしていくと明言したと伝えた。
支援提供に加わっているのは、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、ユニセフ、国際移住機関(IOM)、国連世界食糧計画(WFP)、世界保険機関(WHO)だという。
ヘルソン州住民に届けられているのは、長期保存可能な食料、パン、飲用水、水を入れる容れ物、衛生用品、医薬品、医療機材、建築資材、ソーラーランプ、寝袋、毛布、暖かい衣服・靴、その他必需品だという。また施設には、発電機が提供されているとのこと。
写真:ヤヌシェヴィチ・ヘルソン州軍行政府長官、同行政府