マリウポリ市議会、被占領下の同市の様子を写した動画を公開
ウクルインフォルム
マリウポリ市議会は、約半年間にわたりロシアに占領されている同市の現在の様子を写した動画を公開した。
マリウポリ市議会がテレグラム・チャンネルに動画を掲載した。
市議会は、「ロシア占領下にあるマリウポリの真の姿はこのようなものだ。ゴーストタウン。露シスト(編集注:ロシア+ファシストの造語)は、プロパガンダテレビで、対敵協力者を住まわせるアパートのある新たな建物を映している。しかし、町の現実は全く異なる。破壊された建物、ぼろぼろの中庭、空爆で壊された公園。生き残っている人々は、パンを求めて行列を作り、窓と暖房のないところで凍えている。それが市内のゲットーと化したマリウポリ市民の真の生活だ。それを隠してはいけない」と伝えた。
なお、現在マリウポリでは、多くの集合住宅が解体されており、5万戸以上のアパートがすでに破壊されたと報告されている。