現在の国境でのロシアは消滅すべき=ウクライナ安保会議書記
ウクルインフォルム
ウクライナのダニーロウ国家安全保障国防会議(NSDC)書記は1日、ロシアはこれまで様々な民族を滅ぼしてきたのであり、現在の国境でのロシア連邦は消滅すべきだと主張した。
ダニーロウNSDC書記がキーウ安全保障フォーラム出演時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ダニーロウ氏は、「現存する枠内の国としての彼ら(ロシア)が消滅するよう、彼ら(ロシア)は滅ぼさねばならないのだ。なぜなら、今日もロシアは、自国内に植民地を持っており、多大な数の民族、言語、文化、伝統を滅ぼした数少ない国の一つだからだ。彼らは蛮族だ。そして、その蛮族と1つのテーブルについて何かを話すべきだと言うのは、私は品位のないことだと思う」と発言した。
同氏はまた、ヒトラーとプーチン露大統領を比較した上で、「私は、ヒトラーとプーチンをシャム双生児とみなしている。(中略)彼らは似た者だ。民間人を空爆し、彼らを虐待し、殺し、全くもって無罪の子供を殺すという決定を採択する人間だ。しかも、クレムリンにいる誰かが何らかの優位を得たがったというだけで、1人や10人の子供ではなく、何百人の子供がこの戦争で亡くなったのだ。私たちは異なる。私たちはあなた方と全くもって関係がない。あなた方はモスクワだ。あなた方は常に他者の歴史を盗んできた盗人だ。あなた方は常に要求する。しかし、あなた方には、世界の誰かにあなた方と話そうと思わせるだけの品位が全くない」と発言した。