ウクライナ軍は露軍ミサイルを76弾中60弾撃墜=ザルジュニー宇軍総司令官
ウクルインフォルム
ザルジュニーウクライナ軍総司令官は16日、同軍防空部隊はロシア軍がウクライナに対して発射したミサイル76弾の内60弾を撃墜したと発表した。
ザルジュニー総司令官がフェイスブック・アカウントにて報告した。
ザルジュニー氏は、「暫定情報では、今朝、敵はカスピ海と黒海方面からウクライナの重要インフラ施設へ向けて76弾のミサイルを発射した。その内72弾が巡航ミサイル(Kh-101、カリブル、Kh-22)、4弾が誘導航空ミサイル(Kh-59/Kh-31P)であった」と書き込んだ。
同氏はまた、ウクライナ空軍地対空ミサイル部隊と陸軍防空部隊がその内60弾のミサイルを撃墜したと伝えた。
その上で同氏は、「敵のミサイルテロとキーウの防空破壊の厚かましい試みで、私たちが武器を手放すことはない」と書き込んだ。
これに先立ち、16日、ロシアは、ウクライナ各地に新たな大規模ミサイル攻撃を行った。これにより、電力インフラ施設が損傷し、全土で緊急停電が生じている。