露軍のヘルソン市砲撃 スーパー近くで民間人が死傷
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ウクルインフォルム
ウクライナへの侵略戦争を継続するロシア軍は、9日12時55分頃、ウクライナ南部ヘルソン市を砲撃した。この結果、住民が1名死亡、1名負傷した。
ヘルソン州検察が発表した。
検察は、「1月9日12時55分頃、ロシア侵略軍がヘルソン市を再び砲撃した。敵の砲弾は、男性がそばを歩いていたスーパーマーケットの1つの近くに着弾。爆発時の負傷で、男性は現場で死亡した。また、女性1名が負傷した」と伝えた。
暫定情報では、砲撃は迫撃砲で行われたものだという。
またヤヌシェヴィチ・ヘルソン州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、9日未明のロシア軍がヘルソン市内の重要インフラ施設を砲撃し、変電所が破壊されたと伝えた。
ヤヌシェヴィチ氏は、「本日未明、ロシア占領軍は、ヘルソン市内の重要インフラ施設を攻撃した」とし、砲弾が市の重要インフラ企業に着弾し、火災が発生したと報告した。また、同砲撃で、暖房施設へと送電を行う変電所が破壊されが、他方で暖房と電力の供給は止まっていないとも伝えた。
同攻撃では犠牲者は出なかったという。