ウクライナ空軍、ロシア軍の無人機・ミサイル攻撃に対する撃墜数を報告
26日、ウクライナ空軍は、テレグラム・チャンネルにて、無人機は24機、ミサイルは47弾撃墜したと報告した。
発表によれば、4時時点で「自爆型無人機シャヘド136/131を24機破壊した。(中略)攻撃型無人機の発射は、アゾフ海東岸から行われた。暫定情報では、敵は24機のシャヘドを使用。空軍の対空ミサイル部隊、戦闘機、機動射撃部隊がその他軍部隊の防空部隊との連携で、全24機を撃墜した」という。
また、空軍は、ミサイル攻撃について、10時45分時点で、「47弾の敵のミサイルを破壊した。1月26日、敵は、ウクライナの重要インフラ施設に対する大規模ミサイル攻撃を行った。今回、占領軍は、空・海の拠点から、高精度ミサイルを使用した」と報告した。
発射されたミサイルは、全部で55弾(Kh-47キンジャルが2弾、巡航ミサイルKh-101/Kh-555が40弾、カリブルが9弾、Kh-59誘導ミサイルが4弾)で、その内47弾の巡航ミサイルと誘導ミサイルを破壊したという(Kh-59は、4弾中3弾撃墜)。
シュミハリ・ウクライナ首相は、テレグラム・チャンネルにて、同日の攻撃につき、「テロ国家ロシアは、55弾以上のミサイルをウクライナに発射し、未明には無人機での攻撃も行った。主な目的は電力施設であり、ウクライナ人から電気と暖房を奪うことだ。ミサイルと無人機の大半は、私たちの防衛者が撃墜した。残念ながら、変電所への着弾はある。しかしながら、電力システムの状況は、コントロール下にある」と書き込んだ。
同氏は、電力事業者は、電力供給を確保するためにあらゆることを行っていると強調した。
さらに、「防空戦力は、ロシアのテロ計画を再び失敗させた。春まであと34日だ」と伝えた。
これに先立ち、ウクライナに対する侵略戦争を続けるロシア軍は26日朝、同国各地に対して新たな大規模ミサイル攻撃を開始。クリチコ・キーウ市長は、キーウ市内で爆発があったとし、「ホロシーウシキー地区の非居住型建築物へのミサイル着弾の結果、現在、1名死亡、2名負傷との情報がある。負傷者は医療従事者が病院へ搬送した」と報告していた。
写真:レズニコウ宇国防省(ツイッター)