ウクライナはプーチンによる「冬のテロ」に勝利した=クレーバ宇外相
ウクルインフォルム
ウクライナのクレーバ外相は1日、ウクライナがロシアの冬季のテロ行為に耐え切ったという事実は、プーチン露大統領にとっての5つ目の敗北だと指摘した。
クレーバ外相がフェイスブック・アカウントに書き込んだ。
クレーバ氏は、「2023年3月1日、プーチンは全面侵攻開始から5回目の大きな敗北を喫した。ウクライナが彼の冬のテロに勝ったのだ。私たちは、自分たちの歴史の中で最も困難な冬を耐え切った。寒く暗かったが、私たちは屈しなかった」と発言した。
同氏はまた、パートナーたちが支援をすることで、ウクライナとともにいてくれたとし、さらに「モスクワの高笑いに反して、ロシアの天然ガスがなくても凍えなかった欧州連合(EU)も勝ったのだ」とも指摘した。
同氏は、ロシアの最初の敗北は、全面侵攻当初にウクライナ国民が恐怖で硬直しなかったこと、2つ目の敗北はウクライナ国民がロシアの電撃戦の計画を破綻させたこと、3日間、7日間、1か月、そして1年もの間ウクライナは陥落しなかったことだと指摘し、「ウクライナは決して倒れない」と強調した。
3つ目のロシアの敗北として、同氏は、ロシアの外交分野での敗北を指摘し、世界の多くの国がウクライナを支持し、各種決議が採択され、ロシアが孤立し、武器が提供され、対露制裁が科され、エネルギー、財政、人道支援がウクライナに提供されていることを挙げた。そして同氏は、4つ目の敗北は、ロシアが占領したウクライナ領の多くをすでに取り返されたことだと指摘した。
さらに同氏は、「最終的勝利までまだ困難な道がある。しかし、私たちもあなた方も、どうやって勝つかを知っている。毎日そのために戦い、ウクライナを信じなければならない」と発言した。