ロシア軍、宇東部ハルキウ州を砲撃 乗用車への着弾で夫婦が死亡=各地被害

ロシア軍、宇東部ハルキウ州を砲撃 乗用車への着弾で夫婦が死亡=各地被害

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ウクルインフォルム
ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は5日、同国東部ハルキウ州への攻撃を継続した。同州チュフイウ地区では、砲弾が民間乗用車に着弾し、乗っていた夫婦1組が死亡した。

ハルキウ州検察がテレグラム・チャンネルで伝えた

ロシア軍は5日、チュフイウ地区ヴォウチャンシク共同体ブダルキ村に対して榴弾砲で砲撃したという。発表には、「占領軍は夫婦の乗っていた車両を砲撃。男性と女性は、受けた傷により即死した」と書かれている。

また、検事総局は同日、テレグラム・チャンネルにて、ハルキウ州クプヤンシクに対してもロシア軍の砲撃が行われたと報告した

発表には、4日23時以降に、ロシア軍の多連装ロケットシステムにてクプヤンシクの住宅街が砲撃され、結果64歳の男性が死亡した他、民家や経済施設が損傷したと書かれている。

東部ドネツィク州では、キリレンコ州軍行政府長官が、テレグラム・チャンネルにて、ロシア軍の6日未明のミサイル攻撃により同州クラマトルシクの学校が破壊されたと報告した

キリレンコ氏は、「未明、ロシア軍は、クラマトルシクをミサイルで攻撃し、学校を破壊した。暫定情報では、犠牲者は出ていない」と伝えた。

写真:キリレンコ州軍行政府長官(テレグラム)

また同氏は、ヴォルノヴァハ方面ヴフレダルで1名が負傷したとも報告した。

さらに同氏は、クラホヴェ共同体ダチュネに対して多連装ロケットシステム「スメルチ」の砲撃があり、アパート4軒、民家6軒、行政庁舎と文化会館が損傷したと伝えた。また、アウジーウカでは、夜間中旧市街と中心部に対する砲撃が行われたが、犠牲者は出なかったと報告した。

ホルリウカ方面では、バフムートにて民間人が1名死亡、3名負傷。トレツィク共同体では、ニュー・ヨルクにて行政庁舎と「祈りの家」が損傷。さらに、ヴァシュキウカで民家3軒損傷、チャシウ・ヤルで民家2軒損傷が伝えられた。

リシチャンシク方面では、ペレイズネにて少なくとも10軒の民家が損傷あるいは破壊された他、シヴェルシクとザリジュネでも民家の損傷・破壊があったと報告された。

南部ドニプロペトロウシク州では、ルカシュク州議会議長がテレグラム・チャンネルにて、同州ニコポリが火砲で砲撃されたと伝えた

ルカシュク氏は、「落ち着いた夜の後、日中(5日)同州は緊迫していた。ニコポリ地区では、ロシア占領軍が榴弾砲でニコポリ市を砲撃した」と書き込んだ。

同砲撃により、民間企業、食料品店、民家5軒、集合住宅1軒、使われていない建物1軒、経済施設2軒、電線が損傷したという。

なお、6日9時時点の各地軍行政府の報告では、過去24時間で9州でロシア軍の攻撃が続いたという。


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