ロシア軍、ウクライナへ新たな大規模ミサイル攻撃 キーウやハルキウ等各地で爆発
ウクルインフォルム
対ウクライナ侵略戦争を続けるロシア軍は、9日未明に大規模ミサイル攻撃を実施。キーウ、ハルキウ、オデーサ州、ミコライウなどで爆発が確認されている。
キーウ市内では、3時台と5時台に爆発音が聞こえた。
またキーウ州軍行政府は、テレグラム・チャンネルにて、防空システム稼働したことを伝えた。
東部ハルキウ州のシニェフボウ州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、ロシアが約15弾のミサイルをハルキウ市とハルキウ州の重要インフラを狙って攻撃したと書き込んだ。
シニェフボウ氏は、「敵は約15弾、市と州へと攻撃した。占領者の標的は再び重要インフラ施設だ」と伝え、暫定情報ではハルキウ州の民間住宅への着弾があり、犠牲者と破壊の規模についての情報の確認作業が行われていると補足した。
また、テレホウ・ハルキウ市長もまた、テレグラム・チャンネルにて、「ハルキウで複数の爆発だ」「ハルキウ市複数地区で電気に問題が出ている。しかし、私たちは耐え、報復する」と書き込んだ。
南部オデーサ州のマルチェンコ州軍行政府は、テレグラム・チャンネルにて、オデーサ州の電力インフラ施設にミサイルが着弾したと報告した。
マルチェンコ氏は、「大規模ミサイル攻撃の結果、州の電力インフラ施設にミサイル着弾があり、また住宅にも損傷がある。幸いなことに犠牲者は出ていない。今のところ、電力供給の制限が導入されている。防空部隊の活動の結果、ミサイルは撃墜されている。戦闘活動が継続しており、現時点で第2の波が予想されているため、州民にはシェルターにいるようお願いする!」と伝えた。