ウクライナ軍、9日未明の露軍ミサイルを計34弾、無人機4機撃墜=ザルジュニー宇軍総司令官
ウクルインフォルム
ウクライナ軍のザルジュニー総司令官は、同軍は9日未明のロシア軍による大規模ミサイル攻撃の際、巡航ミサイル(Kh-101/555、カリブル)34弾、自爆型無人機4機を撃墜したと報告した。
ザルジュニー総司令官がテレグラム・チャンネルで伝えた。
ザルジュニー氏は、9日未明、ロシア軍はウクライナの重要インフラに対して大規模なミサイル攻撃を行ったとし、計81弾のミサイルが発射されたと書き込んだ。同氏の報告による、発射されたミサイル(および無人機)は以下のとおり。
巡航ミサイル「Kh-101/555」 28弾
巡航ミサイル「カリブル」 20弾
巡航ミサイル「Kh-22」 6弾
空中発射型ミサイル「Kh-47キンジャル」 6弾
誘導ミサイル「Kh-31P」 2弾、「Kh-59」 6弾
S-300ミサイル 13弾
自爆型無人機「シャヘド−136/131」 8機
ザルジュニー氏は、ウクライナ空軍の戦力と装備が他の防衛戦力の部隊と連携して、巡航ミサイル「Kh-101/555」と「カリブル」を48弾中34弾、無人機「シャヘド」を4機撃墜したと説明した。
さらに同氏は、対抗手段により、誘導ミサイル「Kh-31P」「Kh-59」計8弾は、目標に達しなかったとも伝えた。
これに先立ち、9日未明、ロシア軍によるウクライナ各地への大規模攻撃が行われ、キーウ、ハルキウ、オデーサ州、ドニプロ、ヘルソン、ミコライウで爆発が確認されていた。
写真:大統領府