ロシアのミサイル攻撃はウクライナ8地域の発電施設を損傷させた=シュミハリ宇首相
ウクルインフォルム
ウクライナのシュミハリ首相は9日、同日未明のロシア軍の大規模ミサイル攻撃により、国内8地域の発電・配電施設が損傷したと発言した。
シュミハリ首相がテレグラム・チャンネルにて伝えた。
シュミハリ氏は、「本日ロシアのテロリストがウクライナに対して再び大規模ミサイル攻撃を実施した。主要な攻撃は、ウクライナの電力システムを対象としたものだった。彼らは再びそれを破壊しようとした。そして、彼らは再びうまくいかなかった」と書き込んだ。
そして同氏は、ウクライナの電力システムは一体性を維持していると指摘した。
同時に同氏は、「いくつかの州では、一時的な停電はあり得る。なぜなら、8つの地域で発電・配電施設が損傷したからだ」と伝えた。
同氏は、電力本部と修理部隊は活動しており、とりわけハルキウの電力復旧に注力していると指摘した。
また同氏は、「ミサイル攻撃は、民間インフラに対しても行われた。負傷者、死者が民間人の間に出ている。この更なる犯罪にてロシアは必ず罰せられなければならない」と強調した。
加えて同氏は、防空戦力と電力事業者に対して謝意を伝えた。
これに先立ち、9日未明、ロシア軍によるウクライナ各地への大規模攻撃が行われ、キーウ、ハルキウ、オデーサ州、ドニプロ、ヘルソン、ミコライウなどで爆発が確認されていた。