ウクライナ側のバフムート方面の課題は敵の疲弊=シルシキー宇陸軍司令官
ウクルインフォルム
ウクライナ陸軍のシルシキー司令官(上級大将)は、ロシア戦力の激しい攻勢を受け続けているバフムート方面におけるウクライナ防衛戦力の現在の主要な課題は敵を疲弊させ、多大な損耗を出させることだと発言した。
シルシキー陸軍司令官がテレグラム・チャンネルに書き込んだ。
シルシキー氏は、ロシア側はバフムート方面に努力を集中させており、バフムート市の包囲と制圧の試みを断念していないと発言した。
そして同氏は、「現在の私たちの課題は、優勢な敵の戦力を疲弊させ、多大な損耗を出させることだ。それが、ウクライナの大地の解放を促し、私たちの勝利を加速させる上で必要な条件を作り出すことを可能とする」と指摘した。
さらに同氏は、各指揮官の成功を保証するのは配下部隊における恒常的な活動であり、それによって戦場で部隊を効果的に活用でき、戦闘課題の時宜を得た遂行を実現させるのだと述べた。
その他同氏は、「敵と自分を知ることが勝利への道を切り開く。よって、私たちは、私たちの戦力を最も効果的に活用するために、敵の弱点をていねいに分析している」と発言した。