レズニコウ国防相、反転攻勢の成功を確信
レズニコウ国防相がテレビ番組「統一ニュース」出演時に発言した。
レズニコウ氏は、「私は、それ(反攻)を信じている。それをうまくいかせるために、多くのことが行われた。なぜなら、私たちの将軍や参謀本部、総司令官から中隊の指揮官にまで確信が生じなければ、当然、進軍する意味はないからだ。そのためには、全てが予定されねばならないし、3つの重要な点が考え抜かれねばならない。それは(まず)使用する武器があること。第二に、準備のできた人、私たちの防衛者がいて、自分のレベルで自らの計画を把握していること。つまり、その計画が存在すること。第三に、その進軍があらゆる必要なものによって充足していることである」と発言した。その際同氏は、ウクライナ軍は装備、弾薬、燃料などが完全に充足していなければならないと指摘した。
また同氏は、反攻への準備段階は最後の直線に入っており、反攻の場所やタイミングに関する最終的な決定は参謀本部が下すと発言した。
記者が、パートナー国はウクライナの勝利を100%信じているか、と質問すると、同氏は、「短く『はい』と答えたいし、そのような感覚(編集注:パートナー国が勝利を確信しているという感覚)はあるし、感覚以上の、知識に裏付けされた確信すらある。人々は、どうして私はこれほどに楽観主義者なのかと尋ねるが、そういう時には私は、なぜなら私は情報を得た現実主義者だからだと述べている。私はそれを確信しているし、知っている。なぜなら、彼ら(パートナー国)と話しているからだ。多くのことは公の場ではまだ話すことができず、後にいつか回想録として出るものだ。彼らは、侵略者を撃退する真剣な準備がある。なぜなら、その点に、彼らの国、彼らの国民の安全保障面の関心があるということを理解しているからだ」と発言した。
その他、同氏は、ウクライナが敗北したらロシアは先に進み、ベルリンの壁を再建するのであり、そのことはパートナー国も「感じている」と指摘した。
さらに同氏は、非公式なやりとりの場では、各国の国防相がメッセージの最後に、ウクライナ語で「一緒に勝利まで」「ウクライナに栄光あれ!」と書いてくれていると伝えた。