ウクライナ軍、ロシア軍のミサイル3弾と自爆型無人機16機を撃墜
ウクライナ空軍がテレグラム・チャンネルにて伝えた。
発表には、「5月19日未明、ロシア占領軍は、北方と南東方面から攻撃型無人機『シャヘド136/131』および黒海の艦船から巡航ミサイル『カリブル』で攻撃した。22機の『シャヘド』と6弾の『カリブル』が確認された」と書かれている。
この内、ウクライナ防衛戦力が撃墜できたのは、ミサイル3弾と無人機16機だと報告された。
西部リヴィウ州のコジツィキー州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、19日朝、同州が「シャヘド」による攻撃を受けたと伝えた。
コジツィキー氏は、「朝4時から5時までの間、リヴィウ州を『シャヘド』が攻撃した。私たちの防空戦力・機材が稼働。犠牲者は出ていない」と伝えた。
南部ドニプロペトロウシク州のリサク州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、同州クリヴィー・リフが夜間にロシア軍の攻撃を受けたと報告した。
リサク氏は、「本日未明、クリヴィー・リフで複数の爆発音が鳴り響いた。敵は、民間の産業企業を攻撃。64歳の女性が負傷した。彼女は重傷で病院に搬送された」と書き込んだ。
また、同氏は、工場が激しく壊され、機材が損壊したとし、複数の建物で開催が発生したと伝えた。さらに4階建ての行政庁舎でも火災が発生し、45歳の男性が軽傷を負ったという。
東部ハルキウ州のシニェフボウ州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、過去24時間で同州は17の自治体が攻撃され、1名が死亡したと報告した。
シニェフボウ氏は、「ツィルクに村へのミサイル攻撃では、52歳の民間人男性が死亡、41歳と57歳の男性2名が負傷した。村では、民間建物が2軒破壊され、13軒が損傷した」と書き込んだ。
また、クプヤンシク地区テシェンキウカ村では、多連装ロケットシステムでの砲撃により農業企業の建物や機材が損傷したという。
その他、ヴォウチャンシク地区、チュフイウ地区では、民間建物や民間インフラが損傷したと報告され、スタリツャ村とペルキウカ村では、敵砲撃で森林に火災が発生したと伝えられた。