ロシア軍の28日未明の無人機攻撃、54機中52機撃墜 キーウで死傷者あり
ウクライナ空軍がテレグラム・チャンネルで伝えた。
発表には、「敵は、新たな夜間の攻撃でキーウ州をはじめとする国の中部の軍事施設や国の重要インフラ施設を狙った。空軍司令部『ツェントル(中部)』管轄圏であるそこでは、攻撃型無人機の大半が撃墜された」と書かれている。
今回は、発射された無人機54機の内52機の撃墜に成功したという。
キーウ市軍行政府は、今回の攻撃にて、テレビグラム・チャンネルにて、キーウ上空では40機以上の無人機が撃墜されたと報告した。
発表にて、ポプコ市軍行政府長官は、「5月に入ってから14回目の空襲だ! 今日、敵は『キーウの日』を死を運ぶ無人機によって『お祝い』することにいたようだ。暫定では、今回、全面侵攻開始以降、首都への無人機、徘徊型弾薬『シャヘド』によるものとしては最大規模のものだった。攻撃は複数回の波に分けて行われ、空襲警報は5時間以上続いた」と伝えた。
暫定では、防空戦力は、キーウ上空で40機以上の無人機を撃墜したという。また、破壊された無人機の破片にて、犠牲者と破壊が以下のとおりキーウ複数地点で出ていると書かれている。
ホロシーウシキー地区:
・7階建て非居住型建物に着弾、1名死亡、1名負傷
・商業施設の屋根で火災発生
・建設中建物で火災発生
・食料倉庫で火災発生、1000平方メートルにわたり破壊発生、1名負傷
ペチェルシキー地区
・建物の屋根が炎上
ダルニツィキー地区
・店の窓ガラスが割れ、扉が損傷
また、中部ジトーミルのスホムリン市長は、フェイスブック・アカウントにて、同市で聞かれた爆発につき、「犠牲者は出ていない。損傷がある」と報告した。
その他、各地自治体の代表者は、過去24時間のロシア軍攻撃にて、南部ザポリッジャ州では21の自治体が攻撃され、住民4名が負傷、東部ドネツィク州では住民1名が死亡、3名が負傷、南部ヘルソン州では73回の攻撃が確認され、住民1名が負傷したと報告されている。