ウクライナ南部の水没したオレシュキ市で住民8名の遺体発見=市長
ウクルインフォルム
ウクライナ南部ヘルソン州の被占領下オレシュキのリシチューク市長は、カホウカ水力発電所の爆破の結果生じた町の水没により、市内病院には8名の水死体が運び込まれていると発言した。
8日、リシチューク市長がウクルインフォルムの記者に伝えた。
リシチューク氏は、「すでに犠牲者、水死体が出ている。多くの遺体が流れ着いている」と発言した。
同氏はまた、現在把握している限りでは、同日病院に8体の遺体が運び込まれたと述べた。
さらに同氏は、ある通りでは建物の窓から、屋外に遺体が浮かんでいるのが見えていると伝えた。
加えて同氏は、水没から逃れた人々が身を守るために入った学校が、同日ロシア軍に攻撃されているが、それによって犠牲者が出たかどうかは今のところわからないとも発言した。
なお、リシチューク市長は7日には、ロシアによるものとみられるカホウカ水力発電所の爆破により、オレシュキの90%が水没し、また近隣には完全に水没した自治体もあると伝えていた。