非常に激しい戦いが生じている=ウクライナ国防次官、反転攻勢の状況コメント
ウクルインフォルム
ウクライナのマリャル国防次官は14日、ロシア軍は多くの地雷を敷設し、また前線の砲撃数を増やし、ウクライナの攻勢を止めようとしていると発言した。
マリャル次官がテレビ番組「統一ニュース」出演時に発言した。
マリャル氏は、「例えば、南部では私たちの軍は敷き詰められた地雷原と向き合っており、そのため前進は非常に困難だ。そして、おそらく、数字の上ではゆっくりとだが、しかし確実に前進している。私たちはまた、敵が対戦車ミサイルや自爆型無人機を積極的に使って、私たちの攻勢を止めて様々な攻撃を加えようとしている状況とも向き合っている」と伝えた。
また同氏は、「私たちが自らの可能な限りの努力を用いている時、敵もその(ウクライナの)攻勢を止めようと努力を最大限集中しており、実質的に私たちは非常に激しい対決が生じている。非常に真剣な対立が生じているのだ。敵は現在砲撃数を増している。現在、榴弾砲、迫撃砲、航空攻撃が多くなっており、それによって私たちの攻勢を止めようとしている」と発言した。
同氏はさらに、先週と今週の2日間、ロシア側の前進は確認されていないとも伝えた。そして、「例えば、バフムート方面のような、敵が進軍しようとしている場所では、私たちも進軍しようとしている。私たちは前進しているが、彼らは進んでいない。なぜなら、私たちの軍が彼らにその機会を与えていないからだ」と発言した。
写真:libkos