ウクライナ軍は敵防衛の薄い地点を判断しているところ=ウクライナ政権関係者

ウクライナ軍は敵防衛の薄い地点を判断しているところ=ウクライナ政権関係者

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ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は17日、ウクライナ軍の領土奪還が進めば、ロシア大統領府ではパニックが生じるだろうとの見方を示した。

ポドリャク氏が国営テレビ局「フリードム」出演時に発言した。

同氏は、「領土変更の観点での転換が感じられるようになればすぐに、私たちは(編集注:ロシア側で)別のタイプの反応を見ることになるだろう。パニックが生じる。彼らはすぐにウクライナに対して秩序を呼びかけたり、『ウクライナが始めた』戦争を止めるよう呼びかけたりするだろう」と発言した。

また同氏は、ウクライナ軍の反転攻勢につき、ウクライナ軍は現在「前線をテストしており、最も少ない損耗で攻撃を加えられる、最も(防衛の)薄い地点を判断しているところ」だと発言した。

その際同氏は、「ウクライナは確かに主導権を完全に有している。それは攻勢作戦と呼んで良いものだ。初期段階では、複数の方面で形成作戦という方策がとられている。それは後方支援への攻撃集中度を増すものであり、ロシアの部隊の防衛能力全般を弱めるものである。そして、その集中度は当然増していく。反転攻勢は形成され、攻撃行動の数は徐々に増えていく。それは始まったところである」と発言した。

同時に同氏は、ロシアにはロシアの基本的課題が3つあるとも指摘し、「1つは国内の混乱した期待に応えることだ。2つ目には、彼らはウクライナの友好国エリートを脅し続けたいと思っている。3つ目の課題は、言うまでもなく、注意を逸らすことであるが、注意を逸らすのは、(ロシア)国内で起きていることからではなく、巡航ミサイルによるウクライナの町々へのテロ攻撃からである」と発言した。

写真:ウクライナ軍参謀本部


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