ロシア軍、自爆型無人機でキーウを攻撃 破片で負傷者2名
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ウクルインフォルム
ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は、13日未明に同国を再び自爆型無人機と巡航ミサイルで攻撃した。首都キーウでは、撃墜された無人機の破片が4地区に落下、市民2名が負傷した。
国家非常事態庁がフェイスブック・アカウントで被害につき報告した。
発表には、「本日7月13日未明、敵はキーウを再び攻撃した。暫定では、破片の落下が首都4地区で確認された」と書かれている。
救助隊員は、16階建て集合住宅の5階部分のバルコニーで発生した火災を鎮火。ここで2名が、食物が燃え上がったことで中毒症状を起こしていたが、2名とも病院への搬送は断った。また、1名の人物が救出された。
別の地点では、25階建て集合住宅の最上階にて建物の外壁が損傷。破片により2名が負傷し、両名とも病院へと搬送された。
さらに別の地点で、使用されていない1階建て建造物で火災が発生。消防隊員が鎮火したという。また、芝生で発生した火災も消火されたと報告された。
その他の地点では、火災は発生していないという。
ウクライナ空軍は、テレグラム・チャンネルにて、13日未明のロシア軍の発射した自爆型無人機全20機と巡航ミサイル「カリブル」全2弾を撃墜したと報告した。
他方、敵は、弾道ミサイル「イスカンデルM」も発射したとし、同ミサイル着弾による被害は確認中だと書かれている。