黒海のロシア軍は少し混乱している=ウクライナ軍
ウクルインフォルム
ウクライナ軍南部司令部「ピウデン」のフメニューク合同調整報道センター長は8日、黒海のロシア軍の間で小さな混乱が広まっており、艦隊を以前安全だと思われていた場所から移動させ、分散させたと伝えた。
フメニューク氏がテレビ番組「統一ニュース」出演時に発言した。
フメニューク氏は、「黒海でも、ある出来事が起きてから、小さな混乱が広まっている。彼らは確かに自らの艦隊を分散させた。最大限分散させたのは、これまでは艦隊にとって安全だと考えていた海域においてだ。しかし、現在、彼らにとっての安全なのは、機動である」と発言した。
同氏はまた、現在黒海海上には10隻の敵の艦船が駐留しており、1隻がアゾフ海の海上の状況を監視していると述べた。また同氏は、ミサイル艦は拠点におり、大規模なミサイル・無人機の攻撃が行われた後で、再装填を要していると伝えた。