ウクライナ防衛戦力、ウロジャイネからさらに南方で成果=参謀本部
ウクルインフォルム
ウクライナ軍参謀本部は17日、ウクライナ防衛戦力は3方面で攻勢を継続しており、前日解放の発表されたウロジャイネからさらに南方でも成果を出し、達成したラインを固めていると発表した。
コヴァリョウ参謀本部報道官がテレビ番組「統一ニュース」出演時に発言した。
コヴァリョウ氏は、「ウクライナ防衛戦力は、バフムート方面、メリトポリ方面、ベルジャンシク方面にて攻勢作戦の遂行を継続している。ウロジャイネから南の方向で成果があり、達成したラインを固め、発見した敵標的を火砲にて攻撃し、対砲兵戦方策をとっている」と発言した。
また同氏は、バフムート方面では、ウクライナ防衛戦力はバフムート市の南方で攻勢を行い続け、達成したラインを固めていると伝えた。
同時に同氏は、ロシア軍はアウジーウカとマルインカで攻勢を行ったが、結果は出しておらず、敵は人員、装備に大きな損耗を出した上で、部隊の移動を行い、予備を用いていると指摘した。
加えて同氏は、ウクライナ防衛戦力は、クプヤンシク方面、リマン方面、並びにバフムート方面の北方部分にて、ロシア軍の攻勢を抑え続けていると伝えた。
これに先立ち、16日、マリャル・ウクライナ国防次官が、ドネツィク州ウロジャイネの解放を発表していた。