拘束されているロシア軍人の内約20%は自発的投降者=宇軍インテリジェンストップ
ウクルインフォルム
ウクライナ国防省傘下情報総局のブダーノウ局長は、ウクライナとロシアの間の捕虜・被拘束者交換に関して、ウクライナが拘束しているロシア国籍者の数は、ロシアの拘束しているウクライナ国籍者の数より少ないと発言した。
ブダーノウ局長がニュースサイト「真実のクリミア」へのインタビュー時に発言した。
ブダーノウ氏は、「私たちの方がそれは、ロシア連邦よりはるかに少ない。それは事実だ。なぜなら、侵攻当初、ロシア連邦はここで恐ろしい数の人質をさらったためだ。民間人も、治安機関(出身)の年金生活者も、自分たちにとって恐ろしいとみなした者も、つまり、色々な人をだ。そのため、私たちの数(編集注:拘束するロシア国籍者の数)の方が、残念ながら少ない。それは理解せねばならない。そして、残念ながら、その数に追いつくことは、私たちにはできないと思う」と発言した。
その際ブダーノウ氏は、被拘束者の数は国家機密であるとし、具体的な数は述べなかった。
さらに同氏は、ウクライナが拘束しているロシア軍人の内、約20%は自発的に投降している人物だと指摘した。同氏は、「確かに約20%だ。単に『怖い、何も望んでいない』という人たちだ」と発言した。
写真:情報総局