ロシア軍はほぼ全ての弾道・巡航ミサイルを使用した=ウクライナ空軍報道官
ウクルインフォルム
ウクライナ空軍のイフナト報道官は、29日未明から朝にかけてのロシア軍によるウクライナに対する大規模ミサイル攻撃につき、同軍がその際弾道ミサイルと「カリブル」を除く全ての種類の巡航ミサイルを使用したと報告した。
国防省傘下のメディア「アルミヤインフォルム」が伝えた。
イフナト氏は、「敵は空からの攻撃のための様々な手段を使って大規模攻撃を行った。ほぼ全てが飛翔した。多分カリブルだけがなかった」と発言した。
同氏は、ロシア軍は「キンジャル」、弾道ミサイル「S300」、巡航ミサイル、自爆型無人機「シャヘド」、ミサイル「Kh22」あるいは「Kh32」を使用し、さらに戦術爆撃機「Tu95」18機がミサイル「Kh101/555」を発射したと伝えた。
そして同氏は、「各地で撃墜はある。残念ながら、犠牲者も出ている」と伝えた。
これに先立ち、全面侵略を続けるロシア軍の29日未明から朝にかけてウクライナに対して大規模なミサイル攻撃を行った。キーウ、ドニプロ、ハルキウ、ザポリッジャなどで死傷者が出ている。