ロシアには高精度長射程ミサイルが約900弾残っている=ウクライナ空軍報道官
ウクルインフォルム
ウクライナのイフナト空軍報道官は28日、ロシアには高精度長射程ミサイルが約900弾残っていると発言した。
イフナト報道官がテレビ番組「統一ニュース」出演時に発言した。
記者からロシアにある高精度長射程ミサイルの数につき質問されると、イフナト氏は情報総局のデータを参照し、「最新データによれば、これまでの期間と同様の数字だ。ロシアには、約900弾の高精度長射程ミサイルが残っている。なぜなら、敵は12月29日から1月8日までの3回の大型組み合わせ攻撃の際に、大量のミサイルを使用したからだ。彼らは製造しているが、使ってもいる。そのため、現在数字は今も同様の水準である」と発言した。
同氏は、ロシアは1か月で約100弾のミサイルを製造していると伝えた。
さらに同氏は、ロシア軍は現在ミサイル「カリブル」をあまり使用していないと指摘し、12月29日から1月8日の期間の攻撃にカリブルは1月2日に3弾使用されただけだったと伝えた。
そして同氏は、敵は現在主に弾道ミサイルで攻撃しているとしつつ、同時にウクライナには「弾道ミサイルを撃墜できる手段をそれほど多くは有していない」とも発言した。