ロシア軍、再びウクライナ各地をミサイル攻撃 キーウで3名負傷
ウクルインフォルム
ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、7日朝、同国各地に向けてミサイルで攻撃を行った。
首都キーウでは複数回にわたり爆発音が聞こえた。キーウ市軍行政府は、テレグラム・チャンネルで複数地区での被害を報告した。
発表によれば、キーウ市内のホロシーウシキー地区の集合住宅と技術サービスステーションにて火災が発生、停車されていた自動車が炎上、住民1名負傷、ドニプロウシキー地区で電線が損傷し、停電が発生、住民2名が負傷したという。
西部リヴィウ州のコジツィキー州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、同州ドロホビチで爆発音が聞こえたと報告した。
南部ミコライウ州のキム州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、ロシア軍がミコライウを無人機「シャヘド136/131」と空襲発射型ミサイルで攻撃し、約20軒の住宅が損傷、1名が負傷(その後死亡)したと報告した。
キム氏はまた、インフラ施設の敷地で技術建築物で火災が発生したと伝えている。
東部ハルキウ州のシニェフボウ州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、ロシア軍がハルキウ市の2地区をミサイル「S300」で攻撃し、スロビツィキー地区に着弾が確認、非居住型インフラが損傷し、52歳の女性が軽傷を負ったと報告した。
また、同氏は、ハルキウ州は過去24時間で約22の自治体が榴弾砲と迫撃砲の攻撃を受けたと報告した。また、航空誘導爆弾による攻撃が強まっており、複数自治体で攻撃が確認されたと伝えている。
写真:シニェフボウ・ハルキウ州軍行政府長官(テレグラム)