露軍ミサイル攻撃によるキーウ市の負傷者11人確認
キーウ市軍行政府がテレグラム・チャンネルで伝えた。
発表には、「この瞬間で、キーウではミサイル攻撃により11名の負傷者が判明している」と書かれている。
またイェルマーク宇大統領府長官は、テレグラム・チャンネルにて、キーウへのミサイル攻撃の被害を写した公共テレビの動画を拡散した。
イェルマーク長官は、「ロシアのミサイル攻撃。キーウ。再び集合住宅だ。彼らはこれに自分のお金を費やしている。民間人への攻撃に」と書き込み、ウクライナは支援を必要としていると呼びかけた。
国家警察は、テレグラム・チャンネルにて、キーウ市内の被害状況につき報告した。
発表には、「首都への新たなテロ攻撃により、首都のホロシーウシキー地区の集合住宅が損傷。また、破片落下と自動車の損傷がデスニャンシキー地区とドニプロウシキー地区で確認されている」と書かれている。
クリメンコ宇内務相は、テレグラム・チャンネルにて、同日朝のロシア軍の大規模ミサイル攻撃は、ウクライナの6つの地域に対して行われたと報告した。
クリメンコ氏は、キーウでは、ホロシーウシキー地区で18階建の集合住宅が破壊され、国家非常事態庁職員が人々を非難させ、火災の鎮火を行っているとしつつ、瓦礫の下に死者がいる可能性があると伝えた。
南部ミコライウでは、ミサイル攻撃により1名が死亡、20軒の民家と送ガス設備が損傷。
東部ハルキウでは、2名が負傷。
キーウ州ブチャ地区とファスチウ地区では、少なくとも10軒の民家、経済施設、通信設備が損傷。負傷者なし。
南部ドニプロペトロウシク州と西部リヴィウ州では、犠牲者は出ていないという。
ゼレンシキー宇大統領は、テレグラム・チャンネルにて、今回の露軍の大規模ミサイル攻撃につき報告した。
ゼレンシキー氏は、「私たちの国に対する新たな大規模攻撃だ。6地域が敵の攻撃を受けた。私たちの全ての当局が現在そのテロの被害を克服すべく活動している」と書き込み、各地の被害につき写真とともに伝えた。