ロシアの対ウクライナ全面侵攻から2年経過

ロシアの対ウクライナ全面侵攻から2年経過

ウクルインフォルム
2年前、3時40分頃、ロシアの最初の戦車の一群がウクライナ東部ルハンシク州に侵入した。そして、ウクライナは、全土に対する最初の敵のミサイルによって震撼することとなった。

ウクルインフォルムが伝える。

ロシアの全面侵攻から2年に合わせて、パートナー国の首脳がウクライナを訪れる予定となっている。2月24日には、ウクライナが参加する形でG7首脳のオンライン会議が開かれる(編集注:すでに、イタリア、カナダ、ベルギーの首相とフォンデアライエン欧州委員会委員長のキーウ訪問が報じられている)。

また、ゼレンシキー宇大統領は、2月25日に記者会見を行う。同日、ウクライナの軍・政治首脳陣が出席した会議も開かれる。その際、ウクライナ軍の発展、ウクライナの欧州連合(EU)・北大西洋条約機構(NATO)への統合、戦争で傷ついたウクライナ国民の物理的・心理的健康の回復について話し合われる。

ウクライナは、全面戦争の2年でロシアの兵力と武器・装備品に多大な損耗を与えた。

2024年2月23日時点で、ウクライナ防衛線力は、すでに約40万8240人のロシア侵略兵力を倒したと発表されている。

この間、敵の装備品も多く破壊されており、敵の戦車6526両、戦闘装甲車1万2410台、火砲システムなど9916台の破壊が報告されている。

また、ウクライナとロシアの間の被拘束者交換の一環で、これまでに2600人以上のウクライナ軍人と約150人の民間人が祖国に帰還している。

他方で、戦争2年間で、3万人以上の民間ウクライナ国民が負傷、約1万人が死亡した。

2月23日時点で、約1758人の児童がウクライナで死傷。内、528人の児童が死亡、1230人が負傷した。

写真:参謀本部


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