ロシア軍、ウクライナ南部オデーサのインフラ施設を攻撃 2名負傷
ウクルインフォルム
ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、10日にウクライナ南部オデーサの重要インフラ施設と輸送インフラ施設を攻撃した。現時点までに、2名の負傷、電力施設の破損が判明している。
南部防衛戦力がテレグラム・チャンネルで伝えた。
発表によれば、ロシア軍は、夜明けにオデーサ州を弾道ミサイルを含むミサイル攻撃を行った。
ロシア軍は、重要インフラ施設と輸送インフラ施設を攻撃したとのこと。現時点で、輸送企業の職員が2名負傷したことが判明しているという。
また、電力施設、民家、自動車数台も破損したと発表された。
その他、夜間を通じて、ウクライナ南部に対して無人機による攻撃が行われたと報告されている。標的となったのは、再び電力インフラだったという。
この内、南部では14機の自爆型無人機が撃墜されたとし、12機がミコライウ州で、2機がオデーサ州で撃墜されたと報告された。
また、ウクライナ空軍のオレシチューク司令官は、テレグラム・チャンネルにて、10日未明にロシア軍は17機の自爆型無人機「シャヘド136/131」を発車したところ、ウクライナ防空戦力はこの内14機を撃墜したと報告した。
その他ロシア軍は、巡航ミサイル「イスカンデルK」2弾、弾道ミサイル「イスカンデルM」1弾(クリミアから発射)でも攻撃してきたという。これらに関しては撃墜報告はない。
さらに、9日20時頃、ロシア軍がオデーサに向けて発車した航空誘導ミサイル「Kh59」2弾をウクライナ側が撃墜したと報告されている。
トップ画像:南部防衛戦力