「真実の側へ来い」=ウクライナ側で戦うロシア人志願兵がロシア正規軍兵に呼びかけ
シベリア大隊がテレグラム・チャンネルで呼びかけ動画を公開した。
シベリア大隊の志願兵はロシア兵に対して、「あなた方は過去数日で、司令部があなた方を砲弾の肉壁として使っていることを確かめることができたはずだ。彼らは老害の野望のためにウクライナ国境をあなた方兄弟の死体で埋め尽くしているのだ」「私たちはロシア兵と将校に対して私たちの側へ来るよう呼びかける。投降して、シベリア大隊、ロシア志願兵軍団、ロシア自由軍団に入り、プーチンや彼のマフィアのいない、自由で強力な未来のロシアのために一緒に戦うと良い」と伝えた
また志願兵たちは、多くのロシア兵が「正しい選択を行い、投降し、命と尊厳を守っている」と述べ、「あなたも加わって、真実の側に来い」と呼びかけた。
その他、「ロシア自由軍団」もテレグラム・チャンネルに呼びかけ文を掲載した。
ロシア自由軍団は、愚かなハルキウ作戦が数千のロシア人の命を奪ったとしつつ、安全な投降のためのプログラム「名誉の道」が始まったと伝えた。
そして、「私たちは、戦場からの安全な脱出、食事、治療、選択の権利を保証している。あなた方は、拘束時に安全でいるか、あるいはロシア解放戦力である『ロシア自由軍団』『ロシア志願兵軍団』『シベリア大隊』へと移ることもできる。多くのプーチン軍の軍人が強欲者の指令が何をもたらすかを理解して、名誉を抱いて犯罪軍への兵役を終え、投降する、あるいは私たちのところへ来た。(中略)命を守ると良い」と訴えた。
これに先立ち、シルシキー宇軍総司令官は、ウクライナ東部ハルキウ州の情勢の著しい激化を報告した。同地では、ロシアとの国境隣接地域で戦闘が続いており、ウクライナ防衛戦力は防衛線と陣地の維持のためにあらゆることを行っているという。