ウクライナ東部ハルキウ州、過去24時間で住民1名が死亡、13名が負傷
ウクルインフォルム
ロシア軍による激しい攻勢を受けるウクライナ東部ハルキウ州では、過去24時間で30以上の自治体が砲撃を受け、住民13名が負傷、1名が死亡した。
14日、シニェフボウ・ハルキウ呪軍行政府長官がフェイスブック・アカウントで報告した。
シニェフボウ氏は、14日朝6時40分、敵はハルキウ市キーウシキー地区を滑空爆弾(UMPB)「D30」で空爆し、ガレージ3軒が破壊され、さらに3軒が破損、住民4名が負傷したと伝えた。
ハルキウ地区コロティチでは、ロシア軍のミサイル「Kh59」が企業の建物に着弾し、4名が負傷、1名が死亡。
リプツィでは、ロシアの砲撃で70歳の女性が負傷。
ヴォウチャンシクでは、大規模砲撃により民家が破損、4名が負傷。
また同氏は、過去24時間で、ウクライナ軍はクプヤンシク方面で敵の襲撃を22回撃退したという。襲撃があったのは、リマン・ペルシー〜シンキウカ、ヴィリシャンカ〜シンキウカ、クロフマリネ〜ベレストヴェ、コロミーチハ〜ステリマヒウカ、コヴァリウカ〜ノヴォイェホリウカ、プロシチャンカ〜マキーウカ。
ハルキウ方面では13回の襲撃を撃退。襲撃があったのは、露ノヴァヤ・トヴォリジャンカ〜ヴォウチャンシク、露シェベキノ〜ヴォウチャンシク、ハティシチェ〜ヴォウチャンシク、ムロム〜スタリツャ、ストリレチャ〜フリボケ、ピリナ〜フリボケ、フリボケ〜リプツィ。
その他同氏は、14日朝の時点で、チュフイウ地区から2065名、ハルキウ地区から2989名、ボホドゥヒウ地区から67名が避難し、さらに1902名がボランティアの支援で避難したと伝えた。同州で避難した住民は、合計で7023人に上っているとのこと。