ウクライナ防空戦力、露軍発射の自爆型無人機を21機中19機撃墜
オレシチューク空軍司令官がテレグラム・チャンネルで伝えた。
オレシチューク氏は、19日未明、ロシア侵略軍はウクライナに対して、露プリモルスコ=アフタルスクとクリミアのチャウダ岬から自爆型無人機「シャヘド131/136」を21機発射したと伝えた。
これに対してウクライナ側は、空軍の戦闘機、地対空ミサイル部隊、電子戦機器と、その他防空戦力の移動射撃班が迎撃。発射された無人機の内、19機をヘルソン州、ミコライウ州、ドニプロペトロウシク州、キロヴォフラード州、フメリニツィキー州、リヴィウ州で撃墜したと書かれている。
西部リヴィウ州リヴィウのサドヴィー市長は、テレグラム・チャンネルにて、同州リヴィウ共同体マレヒウ村にて自爆型無人機が着弾し、70歳の男性が負傷したと報告した。
サドヴィー氏は、「リヴィウ共同体のマレヒウに着弾だ。70歳の警備員の男性1名が負傷したことがわかっている。中度の負傷だ。彼は救急車で病院へ搬送された」と伝えた。
また、コジツィキー・リヴィウ州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、リヴィウ州では自爆型無人機を5機中5機撃墜したと報告した。
コジツィキー氏は、「防空戦士は、本日未明にリヴィウ州を攻撃したシャヘドを5機中5機撃墜した」と書き込んだ。その際、同州の最初の空襲警報は2時32分から3時35分まで発令され、その際4機の無人機が撃墜され、次の4時27分から5時24分までの警報時にさらに1機の無人機が撃墜されたと報告された。
同時にコジツィキー氏も、マレヒウでの70歳の男性の負傷を伝えている。
中部キロヴォフラード州のライコヴィチ州軍行政府長官は、フェイスブック・アカウントで、同州にて無人機攻撃で破損が生じていると報告した。
ライコヴィチ氏は、「敵の無人機攻撃で、オレクサンドリウカ地区の複数の建物で窓の破損が生じた。暫定情報では、負傷者は出ていない」と書き込んだ。