ロシア軍、ウクライナ各地をミサイルと無人機で再び攻撃 電力施設機材に破損
ウクルエネルホ社がフェイスブック・アカウントで伝えた。
報告には、今回の攻撃で南部ザポリッジャ州と西部リヴィウ州の施設の機材が破損したと書かれている。
ザポリッジャ州では、2名の電力会社従業員が負傷し、病院へ搬送されたという。
リヴィウ州のコジツィキー州軍行政府長官もまた、テレグラム・チャンネルにて、ロシア軍は夜間の攻撃にて同州の重要電力インフラ施設を攻撃したと伝えた。
コジツィキー氏は、「敵は、リヴィウ州の重要電力インフラ施設をミサイルで攻撃。火災が発生した。現場ではすでに消防士が活動している。現時点で、犠牲者情報は入ってきていない。破壊の規模については後ほど報告する」と伝えた。
西部イヴァノ=フランキウシク市のマルツィンキウ市長は、テレグラム・チャンネルにて、同市は夜間のミサイル攻撃の際に集合住宅や幼稚園が破損したと報告した。
マルツィンキウ氏は、「残念ながら、住宅と幼稚園が破損した。窓が割れている」と書き込んだ。
暫定情報では、犠牲者は出ていないとのこと。
写真:国家非常事態庁
ウクライナ空軍のオレシチューク司令官は、テレグラム・チャンネルにて、22日未明、ロシア軍は以下のとおりミサイル16弾、自爆型無人機13機をウクライナに向けて発射したと伝えた。
・巡航ミサイル「Kh101/Kh555」10弾(露サラトフ州の戦略爆撃機「Tu95MS」から)
・巡航ミサイル「イスカンデルK」2弾(被占領下クリミアから)
・巡航ミサイル「カリブル」4弾(黒海海上から)
・自爆型無人機「シャヘド131/136」13機(露プリモルスコ=アフタルスクと被占領下クリミア・バラクラヴァから)
この内、ウクライナ防空戦力が撃墜したのは以下のとおりだと発表された。
・「Kh101/Kh555」7弾
・「イスカンデルK」1弾
・「カリブル」全4弾
・「シャヘド」全13機