ロシア軍、キーウをミサイル攻撃 撃墜されるも破片落下で被害
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ウクルインフォルム
6月30日、ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、ウクライナ首都キーウをミサイルで攻撃した。撃墜されたミサイルの破片が市内オボロン地区にて落下、これにより14階建ての集合住宅の一部が破損した他、市民5名に被害が生じた。
クリチコ・キーウ市長がテレグラム・チャンネルで報告した。
クリチコ氏は、「オボロン地区の建物での犠牲者の女性2名に、医療班が現場で支援を行った。急性ストレス障害だ」と書き込んだ。
また同氏は、14階建ての建物の2つ階層のベランダが破壊されたと伝えた。
さらに同氏は、建物からは10名の住民が避難したとし、「現時点で5名の被害者が医療班に問い合わせた。皆女性で、急性ストレス障害である。高齢の女性1名が病院へ搬送され、他の者たちには現場で支援が施された」と伝えた。
Київ. На місці падіння уламків пʼятьом жінкам з діагнозом гостра реакція на стрес, була надана допомога медиками на...
Опубліковано ДСНС України Неділя, 30 червня 2024 р.
写真:国家非常事態庁
キーウ州のクラウチェンコ州軍行政府長官は、フェイスブック・アカウントにて、州内でもロシア軍のミサイルの破片で建物が破損し、被害者が出たと報告した。
クラウチェンコ氏は、「敵は再び私たちの州をミサイルで攻撃しようとした。州内では防空戦力が活動。敵の標的は撃墜された。住宅、重要インフラ施設への着弾はない」と伝えた。
同時に、破片の落下が1地区で確認されたとし、「犠牲者と建物の破損の情報がある。破片の落下現場には、全ての緊急当局と救急車が向かった」と伝えた。