3日の露軍のドニプロ攻撃による死者数8名に増加
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ウクルインフォルム
7月3日にロシア軍がミサイルと自爆型無人機で攻撃したウクライナ南部ドニプロでは、72歳の女性が病院で死亡し、これまでの死者数は8名に増加した。
リサク・ドニプロペトロウシク州軍行政府長官がフェイスブック・アカウントで伝えた。
リサク氏は、「病院でさらに1名、ドニプロで先日負傷した女性が死亡した。彼女は72歳だった。すでにその攻撃での犠牲者は8名となっている」と書き込んだ。
その他同氏は、ドニプロペトロウシク州では5日未明、空軍司令部「スヒード(東部)」の軍人がロシア軍が発射した自爆型無人機「シャヘド」を3機撃墜したと伝えた。
さらに、同氏は、同州南部ニコポリが「夜から朝まで敵の攻撃を受けていた」とし、ロシアが自爆型無人機で攻撃し、インフラが破損、民家とマイクロバスが破壊されたと報告した。ニコポリでは、犠牲者は出ていないという。
写真:ミコラ・ムヤクシコウ/ウクルインフォルム
これに先立ち、ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、3日朝同国南部ドニプロをミサイルと自爆型無人機で攻撃していた。
またドニプロは6月28日にもロシア軍により攻撃を受けており、9階建て集合住宅の内4階層が破壊され、死者が2名出ていた。