キーウ市当局、市内5地区でのミサイル破片の落下を報告
ウクルインフォルム
8日のロシア軍のミサイル攻撃により、キーウ市内では5つの地区で迎撃されたミサイルの破片の落下が確認されている。
キーウ市軍行政府がテレグラム・チャンネルで伝えた。
発表には、「キーウへのミサイル攻撃により、ソロムヤンシキー地区、ドニプロウシキー地区、ダルニツィキー地区、デスニャンシキー地区、シェウチェンキウシキー地区、ホロシーウシキー地区で破片の落下が確認された」と書かれている。
ソロムヤンシキー地区では、オフィス用建物が破損。
ホロシーウシキー地区では、破片が集合住宅近くに落下。
ドニプロウシキー地区では、破片により建築中の集合住宅で火災発生。
ダルニツィキー地区では、民家が破損。
デスニャンシキー地区では、建物で火災発生。
現場では全ての緊急当局が活動しているとのこと。現時点では、負傷者1名、命に別状はないと報告されている。
これに先立ち、8日日中の空襲警報の際に、ウクライナ首都キーウで複数の爆発音が聞こえていた。ウクライナ空軍は、ロシア軍による空中発射型弾道ミサイル「キンジャル」の発射を報告していた。
また、空軍は、ミサイルは、南部のドニプロやクリヴィー・リフへも飛来したと伝えている。