ロシア軍、ウクライナをミサイルと無人機で再び大規模攻撃 民間人に死者

ロシア軍、ウクライナをミサイルと無人機で再び大規模攻撃 民間人に死者

ウクルインフォルム
ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、8月26日未明から朝にかけて、ミサイルと自爆型無人機にて同国各地に大規模攻撃を再び行なっている。

西部ルーツィク(ヴォリーニ州)のポリシチューク市長は、テレグラム・チャンネルにて、ロシアの攻撃によりインフラ施設が破損、1名が死亡したと報告した

また同市長は、市内では集合住宅にも破損が生じていると伝えた

南部ドニプロペトロウシク州のリサク州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、同州はロシア軍の攻撃により、少なくとも1名が死亡、複数の火事が発生したと伝えた

リサク氏は、「朝、侵略者は大規模に州を攻撃した。爆発は、ドニプロ地区とクリヴィー・リフ地区で鳴り響いた。防空活動に感謝する! 同時に、残念ながら、敵のテロで被害も出ている。暫定で、69歳の男性1名が死亡した」と書き込んだ。

また同氏は、別荘用建物を含め、複数の火災が生じていると伝えた。

南部ザポリッジャ州のフェドロウ州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、ザポリッジャ地区ではロシアの攻撃により民間人が死亡したと報告した

フェドロウ氏は、「ロシア人はザポリッジャ地区で民間人を殺した。敵は、民家の近くを攻撃した。男性が死亡した」と書き込んだ。

首都キーウ市内でも複数回の爆発音が聞こえた。クリチコ・キーウ市長は、テレグラム・チャンネルにて、同日はロシアの攻撃により市内の電気と水の供給に障害が生じていると伝えた

クリチコ氏は、「首都の複数地区で、電力供給の障害が生じている。専門家が言うには、ウクライナ全土のエネルギーネットワークの問題に関係するものだという」と書き込んだ。

また同氏は、キーウ西岸では、停電により水の供給にも障害が生じていると伝えた。

西部リヴィウ州のコジツィキー州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、ロシア軍はリヴィウ州の電力施設を攻撃したと報告した

コジツィキー氏は、「敵はリヴィウ州の電力施設を攻撃。これにより、リヴィウと州では、部分的に電力供給に障害が出ている」と伝えた。

東部ハルキウ州のシニェフボウ州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、ハルキウも攻撃を受けていると伝えた

シニェフボウ氏は、「8時5分頃、敵はハルキウ市を攻撃し、ネミシュリャンシキー地区の開けた場所に着弾が確認されている」と書き込んだ。

中部ポルタヴァ州のビレンキー州議会議長は、テレグラム・チャンネルにて、ロシア軍はポルタヴァ州の産業施設を攻撃し、負傷者が5名出ていると報告した

電力会社「DTEK」は、テレグラム・チャンネルにて、ウクライナ全土で緊急停電が導入されると報告した

同社は、「ウクルエネルホ社が、緊急停電導入の指示を出した。緊急停電中は、事前に予想されていたスケジュールは用いられないことを指摘する」と伝えた。


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