ウクライナ防空、弾道・巡航ミサイル22弾と自爆型無人機20機を撃墜
ウクルインフォルム
ウクライナ防空戦力は、9月2日にかけての夜間、ロシア軍がウクライナに対して発射した弾道ミサイルを9弾、巡航ミサイルを13弾、自爆型無人機を20機撃墜した。
ウクライナ空軍がテレグラム・チャンネルで伝えた。
発表には、「2024年9月2日にかけての夜間、ロシア占領軍は、キーウ州、スーミ州、ハルキウ州を弾道ミサイル、巡航ミサイル、地上発射型誘導ミサイル、さらに南方から自爆型無人機『シャヘド』で攻撃した。空軍の無線技術部隊は、35弾の種々のミサイルと23機の自爆型無人機、計58点の航空目標を探知し、追跡した」と書かれている。
ロシア軍が発射したミサイル・無人機は以下のとおり。
・弾道ミサイル「イスカンデルM/KN23」16弾(露ブリャンスク州、ヴォロネジ州、クルスク州から発射)
・巡航ミサイル「Kh101」14弾(露ヴォルゴグラード州の「Tu95MS」から発射)
・地上発射型誘導ミサイル「S300/S400」4弾(露ベルゴロド州)
・不明の型のミサイル1弾(露ベルゴロド州)
・自爆型無人機「シャヘド131/136」23機(露プリモルスコ=アフタルスク)
この内、ウクライナ防空戦力が撃墜したのは以下のとおり。
・「イスカンデルM/KN23」9弾
・「Kh101」13弾
・「シャヘド」20機
加えて、ウクライナ防衛戦力の積極的対策により、ミサイル「Kh101」1弾と無人機3機は目標に到達せず、消失したという。
戦闘活動は、キーウ州、ハルキウ州、ドニプロペトロウシク州、ポルタヴァ州、ミコライウ州、ザポリッジャ州で行われたとのこと。
これに先立ち、クリチコ・キーウ市長は、今回のロシア軍のキーウへのミサイル攻撃で成人2名が負傷したと報告していた。