撃墜されたロシア軍の自爆型無人機、ウクライナ議会前に破片が落下

撃墜されたロシア軍の自爆型無人機、ウクライナ議会前に破片が落下

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ウクルインフォルム
ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、7日未明に再び自爆型無人機による大規模な攻撃を行った。キーウ市内では、最高会議(国会)前など複数地点で撃墜された無人機の破片が落下した。

キーウ市軍行政府は、テレグラム・チャンネルで市内の破片落下について報告した

ポプコ・キーウ市軍行政府長官は、「ペチェルシキー地区では、4つの住所で破片の落下が確認された。開けた場所で火災が確認、その後鎮火された」と書き込んだ。

暫定情報では、犠牲者、破壊は免れたという。

また、同氏は、ドニプロウシキー地区に破片が落ちたという情報は確認されなかったと伝えた。

最高会議は、フェイスブック・アカウントで、キーウ市内の最高会議の建物の近くに自爆型無人機の破片が発見されたと報告した

報告には、「本日未明のロシアの無人機による攻撃の後、撃墜された無人機の破片がウクライナ最高会議建物の近くで発見された」と書かれている。

最高会議の建物に破損はないとしつつ、見つかった破片の写真が公開されている。

キーウ州警察は、フェイスブック・アカウントにて、同日未明の州内のロシアの無人機攻撃の際に、7軒の建物と1台の自動車が破損したと報告した

警察は、7日11時時点の情報として、州内1地区で7軒の建物、2軒の経済施設、柵、1台の自動車が破損し、芝生が炎上したと伝えた。

Поліція Київщини фіксує наслідки атаки ворога на столичний регіон Сьогодні, 7 вересня, окупанти вчергове атакували...

Опубліковано Поліція Київської області Субота, 7 вересня 2024 р.

犠牲者情報は入ってきていないとのこと。

ウクライナ空軍は、テレグラム・チャンネルにて、7日未明ロシアが発射した自爆型無人機67機の内ウクライナの防空戦力は58機を撃墜したと報告した

報告には、ロシア軍は自爆型無人機「シャヘド」67機をクルスク、エイスク、一時的被占領下クリミア・チャウダ岬から発射したと書かれている。

これに対する迎撃戦により、ウクライナ側は58機の無人機を撃墜したという。

これに加えて、6機はウクライナのコントロールする領空から、ロシア、ベラルーシ、一時的被占領下ルハンシク州の空へと飛び去っていったと書かれている。

さらに3機は、おそらく電子戦機器の影響を受けて、ウクライナ領内で通信が途絶えて消失したとのこと。

迎撃戦は、ヴィンニツャ州、リウネ州、フメリニツィキー州、キーウ州、キロヴォフラード州、ミコライウ州、チェルニヒウ州、チェルカーシ州、スーミ州、ヘルソン州、ポルタヴァ州で行われたと報告されている。


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